仮想通貨を担保にお金を借りる事で発生する税の問題
仮想通貨を担保にお金を借りる事で発生する税の問題はありますでしょうか?
現在は会社を経営しています。
大きな利益が上がっている訳ではなく、自宅の毎月の家賃が気になるのとマイホームの夢もあり家を購入しようか迷っています。
以前に事業の失敗があり、信用に傷がありますので住宅ローンは難しいと思います。そこで以前購入していた仮想通貨が値上がりしていて、それを換金して家の購入を考えたのですが現在の仮想通貨の税制が凄くて躊躇っています。
知人に相談したところ、仮想通貨を担保にお金借りれたらいいのにねと言われました。
そこで質問なのですが、仮想通貨を担保にお金借りた場合は換金した訳では無いので税金等はかからないと考えていいのでしょうか?
それから大きな買い物をしたときに今の収入に見合わないと税務署?国税?から調査が入るとも聞いたことがりまして不安なところです。
調査が入った場合は経緯を説明すればトラブルにはならないでしょうか?
利息を払う事によって貸した側に申告の必要があるなどは理解しています。
もちろん契約書等の作成も考えています。仮想通貨の値上がりや暴落について貸し借り間のトラブル以外に、税金等に関する考えられる問題等ありましたら教えていただけないでしょうか?
税理士の回答

土師弘之
担保を提供したことだけで、担保物件を売却したことにはなりません。不動産を担保として提供した場合にその不動産を売却したことにはならないからです。暗号資産についても同じことが言えます。
「大きな買い物をしたときに今の収入に見合わないと税務署から調査が入るとも聞いたことがりまして不安なところです。
調査が入った場合は経緯を説明すればトラブルにはならないでしょうか?」というのはよくあることです。資金出所が推定できないとお尋ねが来ることがあります。
したがって、資金出所が課税問題がないことを明らかに説明できるように準備していれば何の問題もないと思います。もし、何かを売却した資金であって課税が生じる場合であるのであれば、既に申告済みであることは当然のことです。
ご解答頂き有難うございます。
重ねてご質問させてください。
資金出所が課税問題がないことを明らかに説明できるように準備していれば何の問題もないと思います。
これは借用書等で事足りますでしょうか?
またはその際に契約にてサポートをお願いできたりもするのでしょうか?

土師弘之
借入を証明するものは、借用書・入金記録です。これが準備できれば問題ありません。
税務相談等については直接お問い合わせください。
本投稿は、2022年04月06日 17時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。