ふるさと納税の控除上限額について
初めて質問させて頂きます。
今年、住宅を購入した者ですが、ふるさと納税をするにあたって控除上限額の
算定方法がよく判りません。
下記の条件の場合、控除上限額は幾らになりますでしょうか。
ご教示をお願い致します。
1.2016年度年収:¥10,633,309
給与所得控除後額:¥8,401,700
所得控除合計額:¥1,769,417
2.生命保険控除合計額:¥214,677
3.住宅ローン年末残高:¥39,530,364
借入額:¥40,000,000
税理士の回答

ご質問いただきありがとうございます。
まずは、ふるさと納税の概要を確認します。
ふるさと納税は少なくとも2,000円は必ず持ち出しになります。
限度額を超えるとさらに持ち出しが増えます。
そのため、限度額の範囲内で行うように気をつける方が多いようです。
なお、限度額は所得が多いほど大きくなります。
ふるさと納税のうち自腹2,000円以外の部分は
所得税額や個人住民税額が少なくなることで「戻って」きます。
所得税上は所得控除、個人住民税上は税額控除によります。
このように、限度額の計算自体かなり複雑なうえ、
住宅ローン控除などの税額控除があるとさらに注意が必要ですので
もし正確な金額をご所望であれば、税理士に直接ご相談ください。
とはいっても、目安がないと回答になりませんので
一部推測が入りますが、おおよその限度額を試算します。
ご提示いただいた金額から推しはかりますと、
所得税の限界税率は20%、算出所得税額は約90万円、
個人住民税所得割は約65万円のようです。
そうしますと、限度額はおよそ15~20万円の間になるのでは
ないかと思われます。
さいごに、今年が住宅ローン控除の初年でしたら、
税務署へ確定申告しなくてはなりません。
必要書類などお早めに確認されることをおすすめします。
本投稿は、2017年11月01日 15時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。