税理士ドットコム - [税金・お金]過去不正会計の追徴課税・内部告発について - ① 告発は可能か?→ 可能です。国税庁サイトの「課...
  1. 税理士ドットコム
  2. 税金・お金
  3. 過去不正会計の追徴課税・内部告発について

過去不正会計の追徴課税・内部告発について

父の所有するマンションの帳簿を確認していて、脱税行為につながる不正会計と思わしき箇所を見つけました

前年の収支概算
家賃収入 9200千円
専従者給与 1000千円
他経費 6600千円

かつては母が主にマンションの会計に介入しておりその分の専従者給与を計上されてますが、7年ほど前に父のもとより離れ籍は残しているものの別居しており、これは架空計上ではないかと考えます。
(母が管理していたころに節税対策として税理士に入れ知恵された?

所有者当人もいまいち理解していないようなので、過去を遡って専従者給与によって抑えた税金の追加課税を支払うよう所有者である父に是正を訴えるつもりです。

①応じないようであれば内部告発も検討していますが、
・前年の総勘定元帳
・母が7年前から別居しており、勤務実態の無い証拠
で告発は可能なものなのでしょうか?
他に必要なものがあればご教示願います

②追加課税を支払う場合、対象は別居開始から7年間でよろしいでしょうか。その場合に該当する税金、税率について教授願います

税理士の回答

① 告発は可能か?
→ 可能です。国税庁サイトの「課税情報の提供フォーム」から匿名または実名で可能です。
 証拠としては、総勘定元帳・母の別居証明(住民票異動記録)・勤務実態のないことを示す資料を提出します。

② 追徴課税の対象期間と税率
→ 通常は過去5年、悪質と判断されれば最大7年遡及されます。
 課税対象は所得税・住民税などで、加算税10〜40%+延滞税が加わります。

③ 最善策
→ まず父に対し「自主的な修正申告」を勧めましょう。
 応じない場合は国税庁へ情報提供しましょう。

回答ありがとうございます
最善策に向けた準備を進めてまいります

質問の際、母は住民票を移動させていない前提が抜けていたので、証憑については引き続き確認します

もし住民票移動のない場合、長らく別居している証憑はどういったものが該当するかご教示願いますでしょうか

本投稿は、2025年10月30日 18時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

  • 脱税の告発について

    恋人が脱税をしているようなことを言っており心配です。 いわゆるペーパーカンパニーをもっていて、先輩とふたりで経営している事にしているそうですが、実情は事業はし...
    税理士回答数:  1
    2023年11月21日 投稿
  • 自分の会社の脱税を告発する義務はあるのでしょうか。

    小さな会社の雇われ社長です。 オーナーがどうやら脱税をしているようだと気付きました。 しかし,財務会計については,外部の会計士が行っており,私はあまり関与し...
    税理士回答数:  1
    2021年10月21日 投稿
  • 贈与税・相続税の脱税についての相談です。

    私は普通の50代のサラリーマンなのですが、弟が父に溺愛され、 お金を弟にばかりかけられて弟は歯科医になっています。 最近知ったのですが、2008年か2009...
    税理士回答数:  4
    2022年10月30日 投稿
  • 脱税の処罰について教えてください。

    知り合いのご主人の友人が会社経営をしていて、取引先と過去7年で合計1億3千万くらいの売り上げの架空取引をして社長が着服していて、方法としては悪質らしいのですが税...
    税理士回答数:  3
    2019年05月15日 投稿
  • 相続税控除について

    7年前ぐらいに母が祖父母から900万相続していたのですが、少し認知が入り出していたようで、確定申告をしていませんでした。今年になり、税務署から7年分の追徴課税を...
    税理士回答数:  1
    2018年12月05日 投稿

税金・お金に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

税金・お金に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
160,319
直近30日 相談数
851
直近30日 税理士回答数
1,463