過去の夫婦間資金移動と贈与税について
お世話になります。
夫婦間の資金移動と贈与税について質問です。
2000年のコロナが始まったころ、景気減退による銀行倒産のリスクを回避するため、ペイオフ対策として妻の口座から夫の口座へ500万円ほどお金を移しました。資金移動前は妻の口座に1500万円、夫の口座に400万円の残高がありました。ATMの上限額があったため、50万円x10回、2020年4月~10月にかけて移動しました。
妻が勝手に判断して、夫の口座へ入金したもので、夫は資金移動のことは知りませんでした。贈与の意思は全くなく、あくまで資金管理が目的でした。
近々、不動産購入を検討しており、夫が2000万円土地を自己資金で一括購入する予定です。現在夫の口座には2600万円の残高があります。
いまさら、贈与税のことを調べているうちに、今回の不動産購入がきっかけで2000年の500万円の資金移動が贈与と見なされて、多額の贈与税支払いが発生することになることを懸念しています。
贈与ではなく、ペイオフ対策、家庭内の資金管理のための資金移動であったため、いますぐにでも500万円を夫の口座から妻の口座へ戻すのがよいでしょうか。その際には覚書も作成して、しっかりと事実関係を記録に残すことも必要だと思っています。
夫は、自分の口座からお金を使うことはほとんどありませんでした。基本的には、家賃が引き落とされ、また生活費を最大月15万円ほど降ろすことがあった程度です。500万円には手をつけておらず、2000年に資金移動を行ってから、残高が500万円を下回ったことはありません。
すぐに500万円を妻の口座へ戻すことで、500万円は預り金であったこととし、贈与とみなされることを回避することはできるものでしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
山本快夫
お世話になります。
「ペイオフ対策として...」「妻が勝手に...」「夫は資金移動のことを知りません...」とのことから、贈与ではありませんので、いったん夫から妻へ返金されることをおすすめ致します。
ご心配でしたら、夫の通帳に「◯月◯日預り分返金」、妻の通帳に「◯月◯日預け分回収」と記載しておけば十分と考えます。
他の方のアドバイスも参考になさってください。少しでもご参考になれば幸いです。
西野和志
国税OB税理士です。
贈与は、あげますもらいます。の民法に規定された片務諾成契約です。
記載されているようにあげる気がないわけで、贈与は成立しておりませんから、直ちに返却してください。
そのうえで、山本先生が記載されているように通帳にメモしておく程度で問題ありません。
山本先生、西野先生、ご回答ありがとうございました。気持ちが楽になりました。
念のため、税理士事務所で相談しながら覚書を作成しようと思います。
ありがとうございました。
山本快夫
お世話になります。
税理士に依頼するのが確実ですが、夫婦間の資金移動(贈与や貸し借りなど)は、しばしば行われますので、簡便的な内容で構いませんので、コツを掴むと、使い回しができて安心できます。
宜しくお願い致します。
西野和志
贈与等がないのであれば、あえて覚書等を作成する必要はありません。
また、相談なさる際は、相続税や贈与税に詳しい税理士を選ぶことをお勧めします。
普通の税理士さんは、比較的苦手にしている分野かと思います。
本投稿は、2026年07月31日 15時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。






