大学生がアルバイトで年収130万を超え親の扶養を外れる場合の負担額と手続きについて教えてください。

1.相談者様の年収が103万円を超えますと、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増
(1)所得税　特定扶養控除額63万円x20%=126,000円
親の年収が分からないため税率は20%としています。
(2)住民税　特定扶養控除額45万円x10%(定額)=45,000円
3.相談者様の税金の計算
(1)所得税
収入金額150万円-給与所得控除額65万円=給与所得金額85万円
85万円-基礎控除額38万円=課税所得金額47万円
47万円x5%=所得税額23,500円
(2)住民税
収入金額150万円-給与所得控除額65万円=給与所得金額85万円
85万円-基礎控除額33万円=課税所得金額52万円
52万円x10%=52,000円(所得割)
52,000円(所得割)+5,000円(均等割)=住民税額57,000円
4.扶養を外れることが確実(年収が103万円を超えることが確実)になった時点で、親は勤務先に扶養控除等申告書で扶養を外す申請をすることになります。相談者様は、特に手続は必要ないです。
5.また、年収が130万円以上になると見込まれることとなった場合は、親の社会保険の扶養から外れ、自分で社会保険に加入(勤務先が手続をする)して自分で保険料を払うことになります。親は、勤務先で扶養を外す手続をすることになります。

質問内容が多いのにご丁寧に回答ありがとうございます。
参考になります。