会社の社宅建設について
妻が一人で会社経営をしております。
今後土地を購入し新たに住居兼賃貸アパートとして活用できる一戸建て(3F建て)を建てようと考えております。私自身がローンを組むよりは、売上がある妻が経営する会社で費用を負担した方が(住居部分を社宅、他部屋を賃貸アパートとして活用した方が)税金対策になるのではと思っておりますが合っておりますでしょうか?
また、住居部分を社宅扱いとすることと、賃貸として私が月々支払うのでは税務として何が変わってくるかご教示いただけますでしょうか?
税理士の回答
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
奥様の会社の利益、消費税の支払状況、奥様の給与、ご質問者様の収入の状況、土地建物の価格によって、回答は変わって参りますが、頂いた情報の中で申し上げます。
会社にある程度の利益があるようであれば、会社として建築された方がよろしいかと存じます。また、社宅とすると、建物の減価償却費は、全額費用となるにもかかわらず、社宅扱いのため、負担する家賃は、少なくて済みます。適正家賃が10万円とすると、通常の賃貸では、10万円負担するところ、3万円程度で済むといったメリットがあります。
本件は、慎重に試算してから実行する必要があるように思いますので、奥様の会社に税理士がいるようであれば、ご相談されてはいかがでしょうか。
本投稿は、2016年09月09日 11時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。