ドイツと日本間の税金協定はあるのですか?
海外在住の友人から、移住をすると「税金の友達協定」があることを聞きました。
その協定の正式名称とドイツと日本に協定があるのかを教えてください。
その人の話によれば、以下のような協定があるようです。
個人事業主としての月収が100万の場合:
日本の税金が10%、A国で15%の納税義務があったと仮定した場合、日本は10万円の税金、A国では5万円になりますよね。
その場合、不足した5万円分だけどA国で納めることができる、というものです。
私はドイツに移住する予定ですが、いくら調べても「お友達協定」の正式名称がわからないこと、ドイツにそのような税金の協定があるのか、を調べることができませんでした。
ご存じの税理士先生がいらっしゃいましたら、
・協定の名前
・ドイツにはそのような協定があるのか
を教えてください。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

土師弘之
通称「日独租税条約」(日本・ドイツ租税協定)のことだと思います。
正式名称は、
「所得に対する租税及びある種の他の租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とドイツ連邦共和国との間の協定」
です。
外務省のホームページで、「日本・ドイツ租税協定」と検索すれば、ヒットします。
ここには、和文・英文・独分の全規定、説明文が掲載されています。
土師様
ご丁寧にわかりやすいご回答を有難うございます。
正式名称がわかり、大変助かりました。
一度、検索をかけて調べてみたいと思います。
本投稿は、2020年07月02日 20時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。