サラリーマンで海外FXの利益が大きい時の節税方法について
題名の通りですが、節税方法としてどんなものがあるか教えていただけるでしょうか。
今年の収入は下記のような見込みです。
・サラリーマン600万円
・海外FX400万円
青色申告や法人設立など調べてみましたが、メリットデメリットが整理できず、どう判断すればいいか考えあぐねています。
このまま時間切れで、昨年同様なるべく経費を計上して確定申告する程度で済ませるのがよいのでしょうか。
専門家の方になにかアドバイスをいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
税理士の回答

小川真文
税理士(元税務署職員)としては、あまり拙速な節税は勧められません。いろんな意味でリスクのある方法もあり、悪い状況を招いてしまうこともあります。
とりあえずハードルが低いものでは、広く周知されている「ふるさと納税」を限度内(シミュレーションできます)で行う、「医療費控除」を考える(領収証を保存しておく、セルフメディケーションの選択等)ありますし、やや積極的に長期的なスパンが許容できるなら「NISA」や「IDECO」による投資等を含めて検討することができます。また雑所得(赤字があっても給与との損益通算はできませんが)の副業があるならば、関連経費を抽出して領収証等の証憑を保存しておく等により有利な申告ができます。
住宅ローン控除はかなりの決断と資金、家族の同意等が必要ですし、短期的な節税というものではありません。
不動産所得や事業所得による赤字計上での給与所得との損益通算については、準備資金や時間も労力も必要ですし、好んで行うならともかく、失敗のリスクも考えると個人的には節税手段と言えません。
節税節税とこだわり過ぎるのは、あまり望ましいものではないと思います。
ご回答ありがとうございます。
今年度の確定申告で慌てて何か特別なことを始めるのは良くなさそうですね。
少し余裕のないご相談で失礼しました。
iDeCo、NISA、ふるさと納税はしていますが、セルフメディケーション制度は初めて伺いました。こちらも調べてみようと思います。
私がイメージしていたのは、青色申告や法人設立といった事でした。もちろん節税目的ではありますが。
投機での利益がある程度安定的に続くようなら、こういった事をあらためて検討したいな、と思っております。
本投稿は、2022年10月30日 02時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。