税理士ドットコム - [節税]個人事業主の講師料をマイクロ法人の給与としてもらいたい - 自身の経営する会社と役員個人が業務委託契約を結...
  1. 税理士ドットコム
  2. 節税
  3. 個人事業主の講師料をマイクロ法人の給与としてもらいたい

節税

 投稿

個人事業主の講師料をマイクロ法人の給与としてもらいたい

個人事業主として金融業を行なっております。この度、a法人から個人の業務委託契約でセミナー講師(投資教育)の依頼がありました。私としてはマイクロ法人設立を考えていたため、a法人と私のマイクロ法人での契約を打診しましたが、業務委託契約の性質上難しいと言われました。

a法人から私個人で業務委託契約を結び、マイクロ法人を講師派遣業などの名目で設立し、マイクロ法人と私の間で業務委託契約を結び、a法人から個人にいただいた講師料をそのまま自分のマイクロ法人に業務委託料として支払い、再度マイクロ法人から私に給与として支払うことは税務の観点から問題はございますでしょうか?

税理士の回答

自身の経営する会社と役員個人が業務委託契約を結ぶことが利益相反行為に該当し、且つ、ご記載のようなことをする合理性が見当たらない為、否認されでしょう。
最悪の場合、法人は損金不算入の役員給与、貴方個人はa法人からの報酬と自身の経営する法人からの給与としてダブル課税されるか、同族会社の行為計算否認によりそもそも自身の経営する法人⇔貴方個人の取引がなかったものとして課税されると考えられます。

同族会社の役員がその同族会社と業務委託契約を締結すること自体不可能であると思いますから、問題があると考えられます。

本投稿は、2023年03月28日 11時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

  • 業務委託契約、マイクロ法人設立

    夫が業務委託契約(雇用契約ではない)で英会話講師をしています。 収入は260万程度です。 会社から夫の個人名義に給与(?)が振り込まれていますが、法人を...
    税理士回答数:  1
    2022年10月28日 投稿
  • 業務委託契約を結んだ講師への報酬が損金計上されないことについて

    事業の流れは以下の通りです。 法人では知識、技能を身につけるスクール事業を行っています。 初級コースから講師コースまで段階が有り、講師コースまで受講され...
    税理士回答数:  4
    2022年12月16日 投稿
  • 節税のためのマイクロ法人設立について

    30代夫婦で別々に個人事業主をしています。 子供は二人います。 主人は飲食店経営、私(妻)は宿泊施設経営をしております。  私は、普段、宿泊施設をしな...
    税理士回答数:  3
    2022年08月30日 投稿
  • マイクロ法人を設立して節税したい

    個人事業主としてweb系のフリーランスをしながら他業種のアルバイトをしています。 法人化して、社会保険料などを減額したいのですが 収入 個人事業主100〜...
    税理士回答数:  1
    2022年08月04日 投稿
  • 業務委託料について

    業務委託料についてのご質問いたします。 グループ企業間で法人同士の契約なのですが 、今まで定額で月額〇〇円という契約でした。 今回担当の税理士の方から...
    税理士回答数:  2
    2020年07月06日 投稿

節税に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

節税に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,918
直近30日 相談数
819
直近30日 税理士回答数
1,644