住宅ローンとふるさと納税について
低収入で住宅ローン減税を受けている場合のふるさと納税の控除金額について教えてください。
昨年12月に住宅を建築し(私一人のローンになります)今年住宅ローン減税を申請しました。
私のH29年の年収はおよそ230万で、先月の確定申告で住宅ローン減税として3万2千円の控除があることが分かりました。
①今年、初めてふるさと納税を行おうと思っているのですが、住宅ローン減税を受けている私が申請する場合はどのようになるのでしょうか?(追加で節税効果はありますか?)
インターネット上で換算すると、私は1万5千円までの寄付が実質負担2千円になるそうなのですが
住宅ローン減税の関係でおそらく6月以降の所得税?なども控除されるのではないかと思っております。
②ここも曖昧なので、もし宜しければ住宅ローン減税で今後どのように控除させるのか、または控除は3万5千円だけなのか教えて頂けたらありがたいです
インターネットで年収が低い金額の場合のシュミレーション例が見つからず、本日こちらに質問させて頂きました。
節税効果があるのなら、主人とふるさと納税を行おうと思っております
どうぞよろしくお願いいたします
税理士の回答
こんにちは。
現在、住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)によって、所得税額はゼロとなっていますでしょうか。
住宅ローン控除のみで所得税額がゼロとなっている場合はふるさと納税をしても所得税に影響はないものと思います。
ただし、住民税においてもふるさと納税(寄附金控除)は適用されるので、たとえ所得税は現状ゼロであっても住民税がある場合は節税効果があるといえます。
ふるさと納税は税務上、寄附金控除として扱われますので、所得税の確定申告の際に住宅ローン控除とともに寄附金控除の欄に記載することとなります。
なお、住民税で考慮されるふるさと納税については要件があります(お住まいの自治体の条例で指定されている等)ので、問い合わせされるとよいと思います。
もっとも、ふるさと納税は納めたところの特産物が送られてきたりするので、そういう意味でのメリットはあるかと思います。
なお、住宅ローン控除については、年末借入残高によって控除額が変動しますので、常に一定額が控除されるというわけではありません。
以上、ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2018年03月07日 17時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。