収入の無い副業で費用を控除する方法について
給料所得を源泉徴収で納税していますが、副業で本業と関係ないアプリケーション開発を行っています。
貯金から200万円程の設備機材を購入しており、来年も事業を継続して150万円程の機材を購入する予定ですが、まだ収入はありません。
資産で株、仮想通貨を所有しており、12/31までに仮想通貨890万円を売却予定です。この雑所得の税金を含めて、機材購入の経費を控除できる方法がございましたらご教授頂きたいと存じます。
また、今後事業を継続するにあたり上記の初期費用をどのように処理するのが最適かもご教示いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

石割由紀人
副業が収入を伴わない場合でも、事業として認められる可能性があるため、「開業届」と「青色申告承認申請書」を提出することを検討してください。これにより、設備機材の購入費用を減価償却として経費計上し、仮想通貨売却に伴う雑所得と相殺できる可能性があります。ただし、事業と認められるには、継続的な収益獲得の意図と努力が必要です。過去の設備購入費用は、開業日以降に取得したものとして減価償却を開始できます。具体的な初期費用処理としては、設備機材は耐用年数に応じて減価償却し、その他の費用(ソフトウェア開発関連費用など)は必要経費として計上可能です。仮想通貨売却益を申告する際、青色申告が承認されていれば赤字を翌年以降に繰越すことも可能です。
早急にご回答ありがとうございました。
給料所得者が副業で事業所得を認められるのはハードルが高いという認識でございましたが、
過去に開業し青色申告可能な環境にあったこともあり、現在も青色申告可能か再度確認し事業所得が認められるよう進めてみます。
ありがとうございました。
本投稿は、2024年12月27日 14時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。