母を青色専従者にすべきかアドバイスをお願いします。
現在会社勤めですが今年4月農園を開業予定です。その際に母(70)を青色専従者にすべきかわかりません。母は年金受給者で私は給与所得が200万ほどあります。農園は収益がでるまで3年はかかりますのでそれまでは兼業になります。雇用した際は電話番、農作業を週4日、1日3~5時間、月給6万を考えています。専従者にした場合のメリット、デメリットのアドバイスをお願い致します。
税理士の回答

こんにちは
青色専従者は同一生計の親族に限られますが、お母様は同一生計でしょうか?
ご記載の従事内容や時間に比して月給6万円は特に過大とは思えません。
メリットは、同一生計の親族に支払った給与を事業主の経費とできるため事業主の所得が圧縮できること、デメリットは、月6万円×12カ月=72万円>20万円ですのでお母様が確定申告を要し所得税が増えることです。
青色専従者給与は「青色事業専従者給与に関する届出書」をご質問者様の納税地の税務署長に提出する必要がありますのでご注意ください。
同一生計でなければ従業員として給料を支払われれば良いと思います。
この場合も、メリット・デメリットは青色専従者と変わりません。
なお、個人事業で従業員が一人であれば社会保険に新たに加入する必要もありません。
また、月6万円であれば源泉徴収義務も生じません。
ご相談内容から少し外れますが、兼業で農園事業が赤字であれば給与所得と損益通算されご相談者様の税金も少なくなります。
ありがとうございます。
母は同居で年金およそ100万です。

申し訳ありません。1点訂正させてください。
お母様の給与所得は72万円-給与所得控除65万円=7万円≦20万円で、年金も100万円ということですので、確定申告不要で所得税も増えません。
一方、ご相談者様は青色専従者給与が経費となりますので、所得は圧縮されます。
お詫び申し上げます。
本投稿は、2018年03月27日 14時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。