個人事業主と法人名義で時期を分けて稼働することについて
現在、フリーランスの開発エンジニアとプログラミング講師業の2軸で活動しております。
今後法人化し、俗にいうマイクロ法人化(個人事業主と法人名義で分けて活動)を考えております。
以下2点において、不明点があるため、ご教示いただけますと有難く存じます。
1.現在、1年の内、大体以下のようにお仕事をしておりますが、この場合、マイクロ法人化して節税を考えることは可能でしょうか。
並行して行うわけではなく、どちらかの事業を行う際、どちらかの事業は売り上げが0になる想定です。
■年間の活動時期
4月~8月:プログラミング講師業
→マイクロ法人化
9月~3月:開発エンジニア
→個人事業主
2.法人名義で開発エンジニア、個人名義でプログラミング講師業を請け負った場合の税務否認リスクについて
現在の活動は、上記「年間の活動時期」の通りですが、今後働き方を変えた場合、法人名義または個人名義のどちらかに仕事が集中する可能性がございます。
その際に、新規契約の業務について、所得の分散を行うために、名義を振り分けた場合、税務否認リスクがあると思われますが、認識に相違ないでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、ご教示のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答
その際に、新規契約の業務について、所得の分散を行うために、名義を振り分けた場合、税務否認リスクがあると思われますが、認識に相違ないでしょうか。
→名義を振り替えた場合にリスクが発生すると言うよりは、
個人事業主の売上が多いから法人の売上へ振替(その逆も)
という事が出来ないとご理解ください。
ですので、
・法人で行っている事業(プログラミング講師業)は法人口座へ
・個人で行っている事業(開発エンジニア)は個人の口座へ
となります。
また、法人の事業目的に開発エンジニアを追加しても事業として行う事は出来ませんのでご注意ください(個人でプログラミング講師業も不可)。
川島様
早速のご回答ありがとうございます。
質問2の内容についてのご回答かと存じますが、最初の質問の記載内容が良くありませんでした。
以下例の場合、税務否認リスクがあるか気になっております。
■例
契約済みの名義を振り替えるわけではなく、4つの別事業者とそれぞれ3か月ずつ新規契約及び契約満了する想定です。
法人事業収益:法人総利益 510万
・4月~6月:B事業者と月単価90万、合計270万で「プログラミング講師業」の仕事を受注
・10月~12月:D事業者と月単価80万、合計240万で「開発エンジニア業」の仕事を受注
個人事業収益:個人総利益 480万
・1月~3月:A事業者と月単価80万、合計240万で「開発エンジニア業」の仕事を受注
・7月~9月:C事業者と月単価80万、合計240万で「開発エンジニア業」の仕事を受注
また、質問1についてもご回答いただけますと有難く存じます。
お手数をおかけいたしますが、引き続きご回答いただけますと幸いです。
再度のご質問を確認させて頂き回答します。
法人化するなら全て事業を法人化(法人成り)かと思われます。
もしくは、法人はプログラミング講師業、個人事業主は開発エンジニアと完全に分けなければなりません。例の10〜12月が個人事業主の仕事が入っております。
法人と個人事業主で同じ事業は出来ません(期間を分けても出来ません)。
川島様
ご回答いただきありがとうございます。
法人と個人事業主で同じ事業は出来ません(期間を分けても出来ません)。
上記失念しておりました。
現在、どちらも個人事業として以下期間(■年間の活動時期)で契約しておりますが、
以下(■契約名義)のように完全に分ければ、期間で分けても税務否認リスク的に問題ないでしょうか。
どちらかの事業を行う際、どちらかの事業は売り上げが0になる想定です。
法人のほうは、社会保険加入条件を満たす金額で毎月固定の役員報酬を設定いたします。
■年間の活動時期(現在、どちらも個人事業として契約)
4月~8月:プログラミング講師業として稼働
9月~3月:開発エンジニアとして稼働
■契約名義
プログラミング講師業→法人
開発エンジニア→個人
何度も申し訳ございませんが、ご回答いただけますと有難く存じます。
本投稿は、2025年09月04日 16時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。