税理士ドットコム - [節税]パートが個人事業主になるメリットは? - ご質問のとおりで、収入・所得が多くなれば、事業...
  1. 税理士ドットコム
  2. 節税
  3. パートが個人事業主になるメリットは?

節税

 投稿

パートが個人事業主になるメリットは?

個人事業主になったほうが絶対得だと会社から言われています。
パート時給制で一日6-8時間週5日勤務、自宅でも仕事することあり(自宅での業務分も給与発生) 年収170万
自宅業務もあるし個人事業主、委託という形のほうが自由でお得になると勧められています。
私の知識の範囲ではデメリットしか見出せません。
夫が個人事業主のため、扶養範囲内でという勤務希望もありません。
私が個人事業主になったとしても保険や医療控除などは夫で計上した方が確実に節税になると考えてますが合ってますでしょうか?
私が個人事業主になっても経費のみ計上で元々所得税も大きな金額では無いし、確定申告の手間も考えるとパートのままがいい気がしています。
勤務時間が増えて社会保険対象となるため、(まだ加入してません)会社側の負担都合、時間外労働への対策なのでは?と思ってしまいます。
デメリットの情報ばかりが検索で出てきます。
夫も個人事業主、年収800万
私が170万ほどの年収で個人事業主になるメリットは具体的にどんなことがあるのか教えてください。
報酬を今より多くいただけばメリットは生まれますでしょうか?

税理士の回答

税理士ドットコム退会済み税理士

ご質問のとおりで、収入・所得が多くなれば、事業所得でも、給与所得でも、どちらでもよいと思います。
社保の会社負担を減らしたい意図もあると思いますが。
事業所得は、確定申告の手間を考えると煩わしさはあります。

ありがとうございます!収入が上がれば個人事業主の検討余地もあるということですね。ご意見ありがとうございます! 税理士様のご意見をお聞きできて1人不安な気持ちが楽になりました。

税理士ドットコム退会済み税理士

個人事業主のメリットとしては、
①個人事業主であれば、報酬支払い者に、消費税を加算して請求できます。
ご相談者様が免税事業者であっても、消費税分は請求できます。
②また、家内事業者の必要経費の特例に該当する業務であれば、実額経費にかかわらず、65万円(給与所得控除の最低額と同額)の必要経費を計上することができます。

170万円の収入であれば、①と②を併用でき、かつ、年金・健康保険のことを考えなければ、手取りが多くなる可能性はあります。

参考)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1810.htm

大変詳しくありがとうございます。消費税を加算できる点、65万円計上など大変参考になります。特に消費税は知らなかったのでメリットを見出せて会社への不信感も和らぎました。パートで厚生年金社会保険加入の方が断然得だという考えでしたが、稼ぎによるということですね。本当に本当にありがとうございます。

税理士ドットコム退会済み税理士

『個人事業主のメリットは何?』とのご質問でしたのでメリットをご説明しましたが、厚生年金の件があるので、個人的には給与所得にした方がお得かなと思います。厚生年金については、評価に個人差があり、これをメリットと考えるか、デメリットと考えるかは、人それぞれですが。

すごくわかりやすく感謝いっぱいです。
メリットを知りたいという質問に対して的確な回答も本当にありがとうございます。私は厚生年金の方がメリットと考えているのでこの点も引っかかっていたのでメリットをお聞きできてよかったです
消費税加算メリットなどと天秤にかけてじっくり検討してみます。ありがとうございます!

本投稿は、2018年06月13日 00時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

節税に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

節税に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,141
直近30日 相談数
664
直近30日 税理士回答数
1,226