役員報酬の設定と節税について
4月に前の会社を退職し、5月から新たな会社(A社)にて働く予定になっていました。
当初はA社の社員として前職の年収(約1200万円)を維持する条件でしたが、A社代表が持つ別の会社(B社)の代表に就任することになりました。
そこでB社での私の役員報酬を設定する必要があるのですが、上記の前職時の年収をそのまま役員報酬(月固定100万円)として設定することと、上記より減らした額(例えば月固定85万円)を設定し、残額(この場合は月15万円)をB社の経費扱いでガソリン代、飲食や接待交際費として私が使用できるようにする場合とでは、どちらが可処分所得(=私が個人で使える金額)としては大きくなるでしょうか?
つまり、役員報酬が大きいと所得税や社会保険料が高くなりますが、上記のように一部を会社の経費扱いにした方がメリットが大きいのではないかと考えています。
また、その場合、役員報酬を幾らぐらいに設定すると良いでしょうか?
※B社はA社より私の当初の給与相当額+αの条件で業務委託契約を締結します
※上記でのB社経費は会社の活動に必要または相応しいと認められる範囲にします
税理士の回答

竹中公剛
おはようございます。
結論
①給与収入を少なくして、その分会社で使った経費を、会社の経費に計上するほうが、手許金は、多くなります。
②給料から、ガソリン代などを支払っても、個人の経費になりません。
③明らかに、会社の経費で、使えるようにしたほうが、得です。
宜しくお願い致します。
④これは、オーナーとの話し合いになると思いますが、
記載されているように、経費として使えるお金分を最大限決めて、
100万円から引く計算が良いです。
宜しくお願い致します。
本投稿は、2020年05月20日 16時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。