四年落ちの中古車の節税効果
四年落ちの中古車が節税対策が高いと聞きましたが本当でしょうか?個人事業主です。
200〜300万のハイエースを購入しようとしてます。
ネットで調べて節税になりそうと思ったポイントを書きます。
・減価償却で、定率法で1年、定額法なら2年で費用計上できる
・2年後には資産価値が0になるので、リセールすれば、税金のかからない所得になる
・費用計上した分の所得税、住民税、社会保険料が安くなる
・ローン購入でも上記は可能
これらは、正しい内容なのでしょうか?また、注意点などありましたらご教授ください。
税理士の回答

長谷川文男
大体の業種には当てはまります。
減価償却は、月割ですから、期首月に使用し始めないと1年目の節税効果は少ないですが、定率法2年の償却率は1.000なので、使用し始めてから1年で費用化できます。
その自動車をその後、売却するとレンタカー業のように、一定期間使用後、売却をするのが通常の業種以外は、譲渡所得に分類され、譲渡所得には、特別控除が年間50万円ありますから、その分は課税を受けないのです。
減価償却費が計上されるので、所得税、住民税、社会保険料が安くなるというのもそのとおりです。
ローンで買っても変わりません。
4年落ちの購入価額と、その後1年又は2年後の値落ちによっては、節税になったが、高い買い物だったということも起こりますから、売却時の価額はいくらぐらいかを検討する必要はあると思います。
本投稿は、2021年02月11日 13時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。