マンションの買い替え時の節税対策を教えてください。
現在、住まいの分譲マンションを売り、新たに新築でマンションに住みかえるものですが、
この時の、マンション販売時の節税対策を教えて頂きたいです。
2880万円で購入したマンションを11年後に3380万円で販売しました。
当初、3000万円までの譲渡所得の控除を利用しようと思いましたが、
住み替えのマンションにて、住宅ローン控除を受けたいと思っています。
この場合のベストの節税対策を教えて頂けないでしょうか。
税理士の回答
住宅を売却し買い換えた場合には一定条件の基で、①3000万円の特別控除の特例(措置法35条)か、②居住用財産の買い換えの特例(措置法36条の2)が、選択適用できます。
一方、新たなマイホームを住宅ローンで購入した場合には、住宅借入金等特別控除(ローン控除)の特例がありますが、この特例は、居住の用に供した年の前後2年間(計5年間)において、居住用財産を譲渡した場合の特例を受けていないことが要件となっております。つまり、上記の①②のいずれかを適用しているとローン控除がうけられないことになります。
下記サイトの「2」(5)をご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1213.htm
従った、譲渡時の特例を使うか、新居購入時のローン控除を使うか、どちらかの選択になります。それぞれの節税効果を試算して、得な方を選択する必要がありますので、慎重にご検討ご判断くださるようご留意ください。
宜しくお願いします。
本投稿は、2017年02月24日 17時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。