祖父の土地を孫が譲り受ける場合の税額について
今、家を建てようとしている土地が、祖父の名義なんですが、その名義変更のタイミングで、税金関係などがどのようにかかってきて、どうすれば一番お得なのかが知りたいです。
素人なりに考えているのが、お家はこのまま祖父の名義のままにしておき、使用貸借という形で家を建てて、相続時に名義を変更するか、あるいはお家を建てるタイミングで名義を変更してしまうかどちらかかなぁと考えております。
いろいろな税金関係などが絡んでくると思われますので、税金関係にお詳しいかた、是非教えてください。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

その土地の価値や、お祖父様の想定遺産総額も、考慮して検討すべきところですが、相続税よりも贈与税の方が税率が高いですし、不動産取得税についても相続であれば非課税ですが、贈与であれば課税されます。
登録免許税は相続でしたら0.4%ですが、贈与ですと2.0%です。
したがって、贈与よりも相続で承継する方が税負担が少なくなる傾向にあります。
国税庁HP: 相続税の税率
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4155.htm
国税庁HP: 贈与税の計算と税率(暦年課税)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm
国税庁HP: 登録免許税の税額表
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/inshi/7191.htm
不動産取得税については、その土地の所在地の都道府県のホームページでご確認ください。
お勧めとしては、土地は使用貸借でお祖父様から借りて、家を建てていただき、ご相談者様はお祖父様と養子縁組をして、お祖父様から土地を直接相続で承継できるようにするのが良いかと思います。
本投稿は、2021年07月12日 10時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。