個人所有の車両関連費用の案分経費算入について
自動車保険の等級を継続するため、個人での車の購入を考えております。
使用割合でコストの案分計上は可能でしょうか?
使用割合(法人50% 個人事業20% 私用30%)
コスト 年間100万円(減価償却費 自動車関連税金 保険料 ガソリン代 修理代等)
法人から50万円を受領、法人は「車両運搬費」として損金処理する
個人事業に「車両運搬費」として20万円を計上する(家事費で30万円を処理する)
税理士の回答
ご相談のようなケースであれば、法人が個人所有の車両を必要な時間だけレンタルして、その使用料を所有者である個人に支払うというのが合理的な方法かと思います。
利用料はレンタカー会社の料金表などを参考にして同種の車両の1時間当たりの金額を算定し、法人としての実際の利用時間を毎月集計して月額利用料を計算し、個人に支払って経費計上するという流れになります。
受け取る個人は車両の賃貸収入を雑所得として確定申告する必要がありますが、その際の必要経費(減価償却費、税金、保険料等)は、①法人に賃貸している割合、②個人事業で使用している割合、③プライベートで使用している割合、を合理的に算定し、必要経費になる金額を算出して各種所得の金額を計算するものと考えます。
以上、宜しくお願いします。
有難うございました。
参考にさせていただきます。
本投稿は、2017年07月28日 15時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。