開業届けと登記の違い
これからエステサロンを開業予定です。
物件が決まれば個人事業主として開業届けはもちろん提出しますが、登記は必須なのでしょうか?
不動産側から登記するかしないかでも紹介できる物件が変わってくると言われていまして...
また、開業届けと登記の違いについて教えていただきたいです。
税理士の回答

中谷祐介
個人事業として開業されるということであれば、登記は不要です。
開業届とは、個人事業を開業したことを税務署に届け出る書類のことです。事業を開始してから1月以内に提出します。
なお、法人を設立して、賃貸物件を本店とする場合は、登記が必要となります。商業登記は、商法や会社法などの法律で定められた、会社において登記すべきと定められた事項、(例:本店住所、社名や役員情報、資本金、会社の目的など)を、商業登記簿に記載することで一般に公示する制度です。会社を設立する際には必ずこれら情報をそろえて設立の登記を行います。
登記手続きは法務局で申請手続きをします。
登記するかしないかで、紹介できる物件が変わってくるのは、不動産のオーナーさんが登記先として利用することを嫌がっている場合や登記先として利用することで別途手数料を設定している場合等、契約条件によるものと考えられます。
本投稿は、2023年07月24日 14時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。