法人化の引継ぎ手続きについて
基本的な事ですが、法人成りに移行する際、一旦個人事業を精算し最後の確定申告をする事になりますが、引継ぎ方法には4種類(売買・現物出資・賃貸・贈与)あると伺いました。
一般的に売買による譲渡の形式を取るそうですが、その際法人側に資金が必要になるとも伺っています。
資産をそのまま使用するわけですから、現物出資か賃貸でよいと思うのですが、その他の方法で処理する場合のメリットはあるのでしょうか?
税理士の回答
現物出資でもいいですが、設立時に、少し面倒なので、個人的には、売買をお勧めしています。
買取資金がないとしても、役員個人の資金を、法人に貸し付け、一旦売買し、会社に資金があるときに、返済していけばいいです。
賃貸でもいいですが、個人サイドで、所得が発生すれば、個人で申告が必要になるのは、デメリットです。
また、現物出資、売買の場合は、売買時に、譲渡所得がでれば、所得税が生じますし、売買金額は、消費税の課税取引に該当するので、消費税が生じます。
本投稿は、2022年01月04日 16時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。