青色申告、家族名義の口座に入金されたスマホ決済の勘定科目について
お世話になります。
初めて青色申告をします。弥生の青色申告ソフトを使用します。
夫婦で塾を経営していて(個人事業主)、希望の生徒さんに補習授業を行っています。
その授業料(1回数千円)を、PayPal(ペイパル)とLINEPayで受け取っていますが、決済事業者からの入金口座が家族名義(妻名義)です。
質問は以下の2点です。
1,現在の仕訳と勘定科目で問題ないでしょうか?
2.LINEPayからの入金を計上するときの勘定科目が、「借方:普通預金(個人用)」で問題ないでしょうか?
現在の仕訳は次の通りです。
・PayPal(ペイパル)について。
残高が5万円未満で引き出すと、引出手数料がかかるため、PayPalに預けたままの状態です。生徒さんから決済があった時点で、妻が現金を立替えて夫に渡しています。
現在の仕訳は、生徒さんから決済があった日付けで、以下のように計上しています。金額は例えです。
「借方:現金(個人用)980円/貸方:売上1000円」
「借方:支払手数料20円」
・LINEPayについては、売上の翌月入金のため、以下のように計上しています。
生徒さんが決済した日付けで
「借方:売掛金1000円/貸方:売上1000円」
LINEPayから入金があった日付けで
「借方:普通預金(個人用)980円/貸方:売掛金1000円」
「借方:支払手数料20円」
以上です。
ご回答頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。
税理士の回答
①上段の仕訳につていは、問題ないものと思います。
②下段の仕訳についてですが、その普通預金口座が奥様の銀行口座であって、貴殿の事業用の銀行口座ではない、ということであれば、その口座は帳簿には載っていないため、「普通預金」勘定を使用することはできません。
普通預金で仕訳をすると、「普通預金」の帳簿残高と通帳の残高が一致しなくなり、適正な申告とはみなされなくなるからです。
したがって口座入金時の仕訳は、
(借方)事業主貸 980 (貸方)売掛金 1,000
(借方)支払手数料 20
となります。売上計上の仕訳は問題ありません。
早速のご回答ありがとうございます。
度々申し訳ございませんが、
LINEPayの決済手数料について、再度質問よろしいでしょうか?
12月分の売上は翌年1月に入金されますが、
12月分の決済手数料は確定しているため、仕訳と計上は以下で問題ないでしょうか?
・12月末日付けで以下のように計上
借方:売掛金 9800円 貸方:売上 10000円
借方:支払手数料200円
・翌年1月に口座へ入金があった日付けで以下のように計上
借方:現金(個人用)9800円 貸方:売掛金 9800円
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。
①上段の仕訳はおっしゃる通りで問題ありません。
むしろこちらのほうが正しい会計処理となります。
②奥様から現金をその日にいただいている、ということであれば、下段の仕訳はおっしゃる通りで問題ありません。
早速のご回答ありがとうございます。
大変よく解りました。
お忙しいところ、すぐにお応え頂きありがとうございました。
本投稿は、2022年01月20日 11時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。