領収書の無い同人経費について
同人活動の経費について質問です。
白色申告で確定申告を行っています。
下記のように領収書が無い場合、出金伝票を作成することで経費計上は可能でしょうか?
①イベント後の打ち上げ費用
大人数での割り勘支払いになるため、いつもレシートが手元に残りません。
また、匿名の方が多いため、割り勘分の金額をお渡しした相手の氏名を記録として残すことができません。
②ICカードで支払った交通費
ICカードは領収書が出ないということを失念しており、履歴データを残しておりませんでした。
過去のデータを調べようとしましたが、調べられる件数に上限があるようで、既に照会不可となっています。
移動した区間、金額はメモしてあります。
どうぞよろしくお願い致します。
税理士の回答

石割由紀人
結論として、領収書がない場合でも、出金伝票を作成し、他の適切な方法で支出の事実を証明することによって、経費として計上することは可能です。ただし、証拠の信頼性と税務調査での説明の強度を高めるために、できるだけ詳細で具体的な記録を残すことが重要です。
①イベント後の打ち上げ費用について
レシートが手元にない場合、支出の記録を証明するために、出金伝票に支出日、支出先(可能な限り具体的に店名など)、支出の内容や目的、全体金額およびあなた自身が負担した金額を記載すると良いです。第三者の証言や、可能であれば他の支払い明細(クレジットカードの明細など)があるとさらに信頼性が増します。
②ICカードで支払った交通費について
ICカードの支払いが履歴として残っていない場合でも、移動区間とそれに関連するメモ、具体的な目的を記した出金伝票を作成することが有用です。ICカードの履歴を確認できる期間を過ぎている場合、交通機関の利用や移動の頻度を示す他の証拠があれば、それも有効です。
本投稿は、2024年12月08日 19時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。