白色申告 仕訳
白色申告用の仕訳ですが、
関税、通関料は仕入。
輸入消費税は経費。
支払手数料は経費。
で合っていますでしょうか?
また、支払手数料に立替手数料と代行手数料は含まれますか?
どうぞ宜しくお願い致します。
税理士の回答

竹中公剛
関税、通関料は仕入。・・・OK
輸入消費税は経費。・・・仕入れ
支払手数料は経費。・・・内容がわからないが・・・仕入れ
理由は、売り上げに対応する原価です。
で合っていますでしょうか?
また、支払手数料に立替手数料と代行手数料は含まれますか?

消費税の免税事業者(消費税に関する届け出を提出していない場合や課税事業者の要件を満たしていない場合)は、以下のように経費処理して良いと考えます。
通関料:商品代金と同じ「仕入高」に含めて処理
輸入消費税:税金として支払った費用のため「租税公課」などの経費科目で処理
立替手数料・代行手数料:「支払手数料」などの経費科目で処理
一方、消費税を納める課税事業者の場合は、お支払いになった輸入消費税を確定申告で納付する消費税額から控除できます。
そのため、経費ではなく「仮払消費税」という資産科目で処理します。

三嶋政美
ご認識は大筋で妥当です。関税や通関料は商品の取得に直接かかる費用であり、仕入に含める処理が一般的です。一方、輸入時の消費税は仕入税額控除の対象にならない白色申告では「租税公課」などの経費計上が適切です。支払手数料については、金融機関や代行業者への振込手数料、通関業者への立替手数料や代行手数料を含め、事業関連であれば「支払手数料」として経費計上可能です。ただし、立替分が後に精算される場合は、預り金処理を経て実質負担部分のみを経費にする必要があります。根拠を明確に残すことで調査時にも説明しやすくなります。
本投稿は、2025年09月06日 06時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。