共働き夫婦の経済的合理性について
個人事業主です。年収1,800〜2,000万(会社員)の夫、子供が2人(小学生と1歳)がいます。
家族にとっての経済的合理性のために、私が仕事を辞めるべきか悩んでいます。
私の年商は300〜400万程度、半分程度は経費として使っています。
経費の中には生活と兼用しているものが多くありますが、1歳の子供の保育園費用は、年収の中から出しています。(月3万円)
夫曰く、年収も少なく家事育児の時間も仕事に奪われているのであれば、
仕事を辞め扶養に入ってもらった方が経済的合理性があると言われています。
仕事が好きで続けたいですが、気持ちのことはいったん置いておいて
本当に私が仕事を辞める方が金銭的に得をする状態なのでしょうか。
税理士の回答

石割由紀人
経済的合理性を考えると、以下がポイントです:
1. 税負担:夫の収入が高いため、扶養に入れば世帯全体の所得税・住民税負担が軽減されます。ただし、扶養控除のメリットは最大38万円の控除額に留まります。
2. 保育園費用:仕事を続ければ保育園費用(月3万円)が必要ですが、仕事を辞めれば削減できます。
3. 収支比較:あなたの事業所得(約150〜200万円)が生活費に貢献していれば、収入を完全に失うことで生活費が減り、負担増の可能性があります。
4. 長期的視点:退職により年金受給額や将来的な再就職の選択肢が減るリスクも考慮すべきです。
本投稿は、2025年01月12日 09時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。