税理士ドットコム - [扶養控除]学生 雑所得における課税等について - 1.Uber eatsでの所得は、雑所得になり、以下の様に...
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. 扶養控除
  4. 学生 雑所得における課税等について

学生 雑所得における課税等について

私は今年度春より専門学校に入学をいたします満21歳です。

私の所得はUber eatsという宅配によりますので
給与所得ではなく雑所得になります。

仮に年間100万円の所得をこれにより得ますと
扶養から外れることと思います。

その際発生する親への負担。
また私に課せられる税金や保険料はいかになるのでしょうか。

計算方法も添えていただきましてご教授いただけますと幸いです。

所得税や各種保険料等がどれ程の所得を超えた段階で発生するのかもご教授願います。

学生であることにより控除は発生するのでしょうか。

よろしくお願い致します。

税理士の回答

1.Uber eatsでの所得は、雑所得になり、以下の様に所得金額は計算されます。
収入金額-経費=雑所得金額
この所得金額が48万円を超えますと、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x20%=126,000円
親の年収が分からないため所得税の税率は20%とします。
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%(定率)=45,000円
3.相談者様の税金
収入金額100万円-経費=雑所得金額100万円
経費は分からないため0とします。
(1)所得税
100万円-基礎控除額48万円=課税所得金額52万円
52万円x5%=26,000円
(2)住民税
100万円-基礎控除額43万円=課税所得金額57万円
57万円x10%=57,000円
4.相談者様の今後の所得金額の見積額が75万円以上(給与収入では130万円以上)になると、親の社会保険の扶養からはずれ、自分で社会保険に加入して保険料を払うことになると思われます。詳細は、社会保険事務所に確認された方が良いと思います。
5.相談者様の所得金額が75万円以下であれば、勤労学生控除を受けられますが、所得金額が75万円を超えますと受けられません。

本投稿は、2020年03月28日 01時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

扶養控除に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

扶養控除に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,697
直近30日 相談数
753
直近30日 税理士回答数
1,551