勤労学生控除と特定扶養親族について
私はアルバイトをしている大学生なのですが、特定扶養親族と勤労学生控除についていくつか質問させていただきます。(父は青色申告を行う自営業で、年所得が20万円ほど。母はパートで年所得が80~90万円ほどの家庭です)
①私のアルバイト先では勤労学生控除による返金が次の年の1月に支払われるのですが、この場合は返金された税金は2020年度の年所得に含まれるのでしょうか。それとも2021年度の年所得に含まれるのでしょうかか。
②上記の質問で、勤労学生控除の返金が2020年度の年所得に含まれる場合なのですが、勤労学生控除をわざと申請しないことで103万円を超えないよう調節することは可能でしょうか。
③もし私の年所得が103万円を超え特定扶養親族を外れてしまった場合、両親が負担することになってしまう税金はいくらになるのでしょうか。父の所得が0円のときと、20万円のときの2つで答えて頂きたいです。
拙い文章で申し訳ないのですが、この3つの質問に答えていただけると嬉しいです。長々となりましたがよろしくお願いします。
税理士の回答

①②勤労学生控除による返金というのは、源泉徴収税額の還付金だと思いますので、所得にはなりません。
③特定扶養控除は63万円(住民税では45万円)ですので、親御さんの課税所得金額がそれ以上ある場合には、所得税では5%、住民税では10%の税率分の負担が増えることになりますが、ご質問にある親御さんの課税所得では税金がかからないと思いますので、特定扶養控除を外れたとしても親御さんの税負担が増えることはありません。
回答ありがとうございます
重ねて質問なのですが、父の課税所得がおおよそいくらぐらいになると税負担が増えるのでしょうか。また現在の課税所得では税金がかからないと述べていましたが、なぜなのでしょうか?解説して頂きたいです。よろしくお願いします。

特定扶養控除額63万円以上の課税所得があれば税負担は増えることになります。
なお、基礎控除額48万円以下の所得であれば課税所得は0ですから所得税はかかりません。
素早く丁寧な回答ありがとうございました。
不安を解消することができました。
本投稿は、2020年08月27日 02時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。