税理士ドットコム - [扶養控除]大学生の103万の壁について。 - 1.相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養か...
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大学生の103万の壁について。

私は現在大学4年生の22歳です。
2つ質問があります。
1つ目は、私はアルバイトをしており、2020年1/1~202012/31の間の収入の合計が103万を1000円ほど超えてしまいました。親の扶養に入っていて、103万を超えてしまうと、親の税金が高くなると聞いているのですが、私の場合どの程度高くなるのかを教えてほしいです。
2つ目は、103万を超えた場合、確定申告をしても払いすぎた税金は還付されないのでしょうか。
回答いただけると幸いです。

税理士の回答

1.相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x20%=126,000円
親の年収が分からないため所得税の税率は20%とします。
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%=45,000円
3.相談者様の年収が130万円以下であれば、勤労学生控除を受けられます。この控除を受ければ、所得税は非課税になります。勤労学生控除は、年末調整でも、確定申告でも受けられます。

ご返答の方ありがとうございます。
母子家庭というところを考慮しても所得税、住民税のパーセンテージには変化はないのでしょか。

1.母子家庭ですと、おそらく所得税の税率は5%になると思います。また、住民税は10%で定率になります。
2.なお、親の収入によっては、相談者様が扶養から外れて、親が特定扶養控除を受けられなくても税金に影響は出ない場合もあります。

本投稿は、2020年12月24日 13時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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