過去の医療費の申告について
歯科矯正が医療費控除の対象であることを知らず申告を行っていなかったため、遡っての申告をしたいと考えております。
5年前の医療費まで申告できるということですが、令和4年分で申告する場合、「医療費控除の明細書」に5年分の矯正費をまとめて記入して控除額を計算し、令和4年分の確定申告書に転記すればよろしいのでしょうか?
税理士の回答

中田裕二
どういうことでしょうか。
それぞれの年において支出した医療費はそれぞれの年分ごとの申告書で控除しなければなりません。
つまり令和3年で支出した医療費は令和3年分の申告書で、令和2年で支出した医療費は令和2年分の申告書でまとめて控除を受けるということです。
過年分の医療費を令和4年分の申告書で控除することなどはできません。
なお、過去の年分は何も申告をしていなかったということであれば、確定申告をすればよいですが、何らかの申告をしていれば更正の請求になります。
ご回答ありがとうございます。
インターネットなどで調べてみたところ、遡っての申告が可能とあったので、単純に5年分をまとめて申告できるのかと思っていました。
毎年職場で年末調整を行っているのですが、更正の請求を行わなければ過去の医療費控除は受けられない、ということでしょうか?

中田裕二
年末調整のみで申告をしていなければ確定(還付)申告、何らかの申告をしていれば更正の請求ということです。
ご返答ありがとうございました。
本投稿は、2023年03月07日 00時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。