住宅ローン控除中の医療費控除の併用について
会社員の夫、アルバイトの妻(扶養外)の二人家族です。
2015年に戸建てを購入し、夫と連帯債務で住宅ローン控除を受けています。
今年私(妻)が矯正歯科を始め金額が全部で93万円かかる予定です。
歯医者から医療費控除が受けれると説明されたのですが、私と夫のどちらが申請したほうが得になるかお伺いしたいです。
【夫】
源泉徴収票の支払金額
490万円
給与所得控除後の金額
350万円
所得控除の額の合計額
130万円
源泉徴収額
0円
社会保険料等の金額
76万円
生命保険料の控除額
4万円
地震保険料の控除額
2万円
住宅借入金等特別控除の額
12万円
【妻】
源泉徴収票の支払金額
250万円
給与所得控除後の金額
167万円
所得控除の額の合計額
83万円
源泉徴収額
0円
社会保険料等の金額
34万円
生命保険料の控除額
1万円
住宅借入金等特別控除の額
4万円
他に必要な情報があれば教えてください。
よろしくお願いします。
税理士の回答

奥谷誠
所得税はお二人とも0円ですのでそれ以上還付はありませんが、住民税の税金を抑えることができます。
ご主人様の課税所得は
330万円-130万円=200万円
奥様の課税所得は
167万円-83万円=84万円となり
医療費控除額(93万円-10万円=83万円)をお二人とも満額控除できます。
住民税は、累進税率ではないため、どちらでもよいかと思いますが、歯科矯正との事ですので、クレジットカードなどでご本人(奥様)名義のものを使われた場合などは、奥様名義でする方がよろしいかと思います。
ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2022年08月28日 19時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。