オンラインカジノ 国外在住 納税について。
状況:海外在住歴2年で、日本には住民票はありませんが、駐在員として派遣されているため日本での給与もあり所得税や年金等は納めております。
相談内容:オンラインカジノで年間利益300万円程度があるのですが、日本に住民票がない場合日本への納税義務はないのでしょうか?
プレイは海外にて行い、オンラインカジノへの入金は日本の銀行口座から振り込みを行なっております。また、出金も同様にオンラインカジノから日本国内の銀行口座へ振り込んでいます。
日本の銀行口座からお金を動かしている以上は、納税の義務は発生するのでしょうか?
以上、よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

土師弘之
世界的な共通事項として、原則として、居住者は居住国で納税義務があります。そのため、日本の企業から受け取る給料も居住国で課税されているはずです。
「原則として」というのは、居住国以外での国内源泉所得(所得の発生地で生じる所得)があれば、その国内源泉所得が生じる国で課税される場合があるからです。
オンラインカジノは、プレイしている居住地で利益が発生しているとされているため、日本での国内源泉所得にはなりません。
したがって、日本の銀行口座からお金を動かしているかに関わらず、日本で納税義務は発生しません。
本投稿は、2022年12月22日 23時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。