特定口座(源泉徴収有)で確定申告により損失繰越する場合の還付時期等について
会社員です。
2021年、2022年と通年で上場株の取引で損失が出ました。
特定口座(源泉徴収有)を利用しています。
2021年は確定申告を実施しておらず、今回2年分まとめて申告し、損失繰越を検討しています。
①2年分損失繰越ができますでしょうか?
②損失繰越をした場合、仮に2023年に利益が出たら、利益が出る都度、利益にかかる税が還付されるのでしょうか?通年で還付されるのでしょうか?また、それは証券会社を通して実施されるものなのでしょうか?
③確定申告の手間を無くすために特定口座(源泉徴収有)を利用しているのですが、損失繰越をするために今回確定申告をして、仮に2023年に大きい利益が出た場合に、税額が通常より増えるなど気を付けておくべきことはありますでしょうか?
以上です。よろしくお願いいたします。
税理士の回答

➀ 2021年分・2022年分とも確定申告をまだしていなければ、申告することにより、譲渡損失の繰越控除を適用できます。
② 源泉徴収有の特定口座ですので、その都度還付されます。還付税額は証券会社により計算され、還付税額は顧客勘定元帳に入金されます。
③ 株式譲渡所得を含む合計所得が高額になると配偶者控除額が減額となることや、基礎控除の控除額が減額となり、納付税額が増加することになります。
ご回答いただき、ありがとうございました。
本投稿は、2023年02月25日 21時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。