年金受給者は確定申告不要なのですか。
お世話になります。
給与所得はありません。年金以外の収入もありません。
年金受給者について、年金収入400万円以下であれば確定申告不要とのことですが、毎回天引きされる所得税の還付はないということなのでしょうか。
毎回天引きされる所得税の年間合計額(A)と年間所得に対する所得税(B)との差額は確定申告で精算されますが、前者(A)のほうが少ないということでしょうか。
それならば確定申告不要というのも納得できますが、もし前者のほうが多いということになると、確定申告必須のように思えます。
それとも、上記の制度の認識に誤りがあるのでしょうか。
ご教示願います。
税理士の回答

回答します
年金収入400万円以下であれば確定申告不要とのことですが、毎回天引きされる所得税の還付はないということなのでしょうか。
⇒ 確定申告の義務がないだけであり、還付など受けるための申告をすることはできます。
還付となるか、納税となるかは一旦「年税額」を計算し、天引きされた所得税額との差額で判断します。中には「納税」となる方もいらっしゃいますので、計算の結果還付になるようでしたら確定申告をされる方が有利となります。
シミュレーションもかねて、国税庁HPの「確定申告作成コーナー」で計算されてはいかがでしょうか。
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl
令和5年分は、年明けに更新されると聞いています。令和4年分の年金の源泉徴収票がお手元にあれば、入力をしてみてはいかがでしょう。
還付になれば、e-Taxや郵送、直接税務署に持参するなどの方法で確定申告をすることができます。
誠にありがとうございます。大変助かりました。

ベストアンサーをありがとうございます。
少しでもお役に立てましたら幸いです。
本投稿は、2023年10月12日 09時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。