申告漏れについて
昨年の母親の年金の申告漏れに気が付きました。対応方法を教えてください。
毎年、私の年末調整にて母親を扶養家族として申告していました。リタイヤ後、母親は年20万円以下のパート収入だけでしたが、昨年から年金を受給していたようです。
昨年の年末調整にて確認した際は、いつものパート収入だけを知らされていました。その後、年金の確定申告のはがきが来ていたようですが、確定申告もしていなかったとのことでした。今年の年末調整にて、収入を確認した際に昨年分の年金の申告漏れに気が付きました。
この場合の必要な手続き方法を教えてください。
私自身は仕事があるため、母親が年金事務所での申告が可能であれば母親に手続きを任せたいと思っています。扶養に入れ、年末調整している私自身が手続きをしないと対応は難しいのでしょうか?また、その際に必要な事・書類等あれば教えてください。
知識不足で申し訳ありませんが、ご教授いただければ幸いです。
税理士の回答

石割由紀人
申告漏れに気付いた場合、母親が自ら税務署に対して修正申告を行うことが可能です。あなたが勤務している会社での年末調整とは直接関連しない手続きですので、母親自身が手続きを進めることに問題はありません。以下に具体的な対処方法を示します。
修正申告の手続き方法
1. ソフトウェアや電子申告の活用
母親が自分で行えるように、まずは国税庁の「確定申告書作成コーナー」(オンラインツール)を利用して、修正申告書を作成することをお勧めします。
2. 必要書類の準備
- 年金の源泉徴収票
年金からの所得が確認できる源泉徴収票を用意します。
- 申告書第一表および第二表
修正申告を行うために必要です。
- 本人確認書類
マイナンバーカード、運転免許証などの本人確認ができる書類のコピー。
3. 早めの対応
修正申告はできるだけ早く行うことが求められます。税務署からの指摘がある前に自発的に申告を行うことで、過少申告加算税などのペナルティを避ける可能性があります。
4. 所轄税務署への提出
完成した書類を所轄の税務署に直接持参するか、郵送で提出します。また、E-Taxを利用したオンライン申告も便利です。
わかりやすくご回答をいただき、大変助かりました。ありがとうございます。
早急に母親に手続きをしてもらおうと思います。
本投稿は、2024年11月18日 21時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。