所得20万円を超えた際の確定申告について
アルバイトと業務委託を掛け持ちしている場合、業務委託収入が20万円を超えると確定申告しなくてはならないのはなぜでしょうか?
基礎控除額が48万円ではなく、20万円になるということでなのですか?
税理士の回答
こんにちは。
1つの会社に勤務している給与所得者は、原則として年末調整により給与所得に対する申告・納税を完結することができます。しかし年末調整では副業所得をはじめとする給与所得以外の所得についてまで対応することができない仕組みとなっています。
この場合に会社員の方に少額の副業所得等が発生した場合、多くの給与所得者が確定申告をすることになり、税務署の手数が足りなくなります。この事態への対応として、給与所得者は副業所得等を有する場合であっても、その金額が20万円以下である場合に限って申告を不要としています。
また、基礎控除は一定の所得金額以下の方であれば全員に対して48万円の適用があります。
本投稿は、2024年12月03日 20時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。