本業を退職後の副業について
例えば本業が会社員で、副業(メルレや内職など)をしているとします。
その場合、副業での所得は20万以下であれば確定申告はせず住民税の申告のみでいいですよね?
もしも本業を年の途中で退職した場合はどうなるのでしょうか?
本業退職後も年内であれば"メルレや内職は副業"という扱い(20万以下ルールが適用される)なのでしょうか?
それとも本業を辞めた後からは、それまで副業だったものが本業として扱われるのでしょうか?
税理士の回答

石割由紀人
本業を退職後も「副業」が20万円以下であれば、原則として確定申告は不要で住民税の申告のみで構いません。ただし、退職後は給与所得が途絶えるため、副業の所得が主たる収入源とみなされる可能性があります。特に、副業が継続的・主体的に行われ、収入が20万円を超える場合は確定申告が必要です。また、退職時に年末調整が行われない場合や医療費控除などを申請したい場合は、確定申告を検討する必要があります。退職後の「副業」を本業として扱うかは状況次第ですが、税務上は副業の規模や内容が影響するため注意してください。
本投稿は、2024年12月22日 18時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。