貸借対照表の事業主貸、事業主借のマイナス
貸借対照表にて事業主貸 事業主借ともにマイナスが出ることはあるのでしょうか?
詳細は以下になります。
2023年貸借対照表
資産の部
事業主貸 6,458,488
負債・資本の部
事業主借 4,039,037
2024年に以下の仕分けが入っています。
(2023年まで会計ソフトfreeを使っていて、2024年からマネーフォワードクラウドに乗り換えたのですが、その際のfreeからのインポートデータで決算処理という名目で以下の仕分けが入っています)
事業主借 4,039,037 / 元入金 4,039,037
元入金 6,458,488 / 事業主貸 6,458,488
2024年の事業主貸と事業主借の仕訳合計は以下になります。
事業主貸 2,957,907
事業主借 685,762
しかし、上記の処理が入るため2024年の貸借対照表の結果は以下のようにマイナスとなってしまいます。
資産の部
事業主貸 -3,500,581
負債・資本の部
事業主借 -3.353,275
この計算は正しいものなのでしょうか?
税理士の回答

インポート時の仕訳(決算処理)
• (借) 事業主借 4,039,037 / (貸) 元入金 4,039,037
• (借) 元入金 6,458,488 / (貸) 事業主貸 6,458,488
この仕訳の意味は、事業主貸・事業主借の残高をリセットし、元入金に集約するという考え方です。したがって、この仕訳により、事業主借、事業主貸はゼロになります。
2024年の仕訳合計は次のとおりであれば、それぞれが、事業主貸、事業主借の残高になるはずです。
• 事業主貸:2,957,907(資産の増加要因)
• 事業主借:685,762(負債の増加要因)
つまり、2024年末残高は次の通りです。
• 事業主貸 = 0(期首) + 2,957,907 = 2,957,907
• 事業主借 = 0(期首) + 685,762 = 685,762
ご回答ありがとうございます。
インポート時の仕訳(決算処理)
• (借) 事業主借 4,039,037 / (貸) 元入金 4,039,037
• (借) 元入金 6,458,488 / (貸) 事業主貸 6,458,488
なるほど上記は残高リセットして元入金に集約するという考え方なのですね
ただ実際のところはマイナスになってしまってます。
以下のような計算になってしまっていると思います。
• 事業主貸 = 0(期首) + 2,957,907 - 6,458,488 = -3,500,581
• 事業主借 = 0(期首) + 685,762 - 4,039,037 = -3.353,275
ちなみに元入金は2023年の事業主借、事業主貸の計算から正しい金額が2024開始残高に入力されております。
インポート時の仕訳(決算処理)
• (借) 事業主借 4,039,037 / (貸) 元入金 4,039,037
• (借) 元入金 6,458,488 / (貸) 事業主貸 6,458,488
上記の仕訳を削除すれば、以下の通りになるのですが削除しても良いものなのでしょうか
• 事業主貸 = 0(期首) + 2,957,907 = 2,957,907
• 事業主借 = 0(期首) + 685,762 = 685,762

削除してもよいものと考えます。
本投稿は、2025年03月12日 22時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。