FXの繰越損失とふるさと納税について
●平成28年分の確定申告で、
給与収入129万 FXの損失金額-1100万でした。
●平成29年分の確定申告で、
給与収入96万 FXの収入100万 昨年の繰越損失-1100万で
給与収入96万 FXの損益-1000万で申告しました。
●そこで、今年(平成30年)の申告予定の金額を仮に
給与収入96万(確定) FXの収入100万(予定)とした場合
給与収入96万(確定) FXの損益-900万(予定)となると思うのですが
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この場合、ふるさと納税を行っても節税として意味はあるのでしょうか?
また、意味がある場合はいくらまで節税としてふるさと納税可能でしょうか?
(もし控除上限額内の2,000円を越える場合)
といいますのも、ふるさと納税は損失繰越『前』の金額に掛かるのか
損失繰越『後』の金額が分からないのです。
税理士の回答

ふるさと納税は、寄附金控除という所得控除ですので、損失の前年&前前年からの損失の繰越控除前の金額から控除します。
しかし、ご相談の場合、寄付金控除がなくても、損失の繰越控除で課税所得はゼロになりますし、給与所得の31万円も、寄附金控除がなくても、基礎控除でゼロになりますので、寄附金控除の効果はありません。
寄附金控除があってもなくても、源泉徴収税額は全額還付されますし、住民税の所得割はゼロです。
なるほど!そういう事なんですね。
特に知りたかった住民税に関しましてもお答え頂き、誠に有り難う御座います。
とても的確なお答えで大変参考になりました。
本投稿は、2018年06月10日 14時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。