サラリーマンがEV補助金とふるさと納税制度を利用した際確定申告書は必要ですか
サラリーマンをしており、副業はしていないのですが、EV補助金130万円とふるさと納税2自治体へ合計11万円ワンストップ納税制度を利用したのですが、確定申告は必要でしょうか?
税理士の回答
国や自治体から個人が受け取るEV補助金(CEV補助金など)は、税法上で「一時所得」という扱いに分類されます。
• そのまま放置した場合(申告しない場合)
• 一時所得には50万円の特別控除がありますが、それを差し引いても「(130万円 - 50万円)× 1/2 = 40万円」が課税対象の所得として加算されてしまい、所得税や住民税が増税されてしまいます。
• 確定申告を行った場合(特例の適用)
• 確定申告時に「国庫補助金等の総収入金額不算入に関する明細書」を添付して提出することで、補助金130万円を丸ごと収入(所得)から除外できる特例(所得税法第42条)が受けられます。これにより、補助金に対する所得税は一切かからなくなります。
ふるさと納税(ワンストップ特例)への影響
日本の税制上のルールとして、一度でも確定申告書を提出すると、その年のワンストップ特例の申請はすべて無効になります。
そのため、EV補助金の特例を受けるために確定申告をする際は、2自治体に寄付した合計11万円のふるさと納税についても、確定申告書に記入してあわせて申告しなければなりません。これを忘れると、ふるさと納税の税金控除が受けられなくなってしまいます。
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」などを利用し、以下の2点を同時に申告します。
1. EV補助金の処理
• 国税庁ホームページから、「国庫補助金等の総収入金額不算入に関する明細書」をダウンロードし、これを作成します。申告書に添付し、補助金を非課税にする手続きをします。
2. ふるさと納税の処理
• 寄付した自治体から届いている「寄附金受領証明書」をもとに、寄附金控除の欄に11万円の情報を入力します。
事務手続きの詳細は所轄税務署へお問い合わせください。
本投稿は、2026年10月29日 06時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







