確定申告の必要性と時期について
現在、契約社員として働いております。2018年の契約社員としての総合所得は880万円程の予定です。母は92歳で15万円強/1月の年金受給者です。この夏自宅リフーォム資金捻出の為、私本人と母名義の土地(1/2づつ)を売却し、それぞれの口座に入金されております。金額は800万円強/1人ですが、各自の確定申告の必要性の有無とその時期についてご指導をお願いします。
尚、私は、都合により現在の仕事をやめ来年1月より失業手当(150日→以降パート生活or無収入)となる予定です。65歳の年金満額受給まではハローワークで仕事を探しなんとか生活してゆく予定です。上記売却金額では自宅リフーォム費が足りない為、別の土地も売却しようと考えておりますが、売却年度を変えることやローンを組むことによる減税対策となるでしょうか?
税理士の回答

関田和弘
こんにちは。
お二方とも、今回売却された土地の譲渡所得について、来年の2月16日~3月15日までに確定申告を行う必要があります。
今回売却された土地のほかに、別の土地についても売却をご検討中とのことですが、いずれの土地も譲渡益が生じている場合(買った金額よりも売った金額の方が高い場合、もしくは買った金額が不明の場合)には、今年中の売却・来年以降の売却、どちらの場合でも原則として譲渡所得に対して支払う税金は同じです。
どちらかの土地で譲渡損が生じている場合(買った金額よりも売った金額の方が安い場合)には、同一年中に売却すれば譲渡益と譲渡損を通算(相殺)できるため節税になります。
もし売却年がズレれると、譲渡益に対しては税金を支払い、譲渡損は切り捨てとなります。
ご指導ありがとうございました。
大変参考になりました。
今後予定している不動産は、おそらく3700万円程の赤字となりそうです。
相殺されるる税金を税務署に相談しに行くことにします。
本投稿は、2018年08月21日 14時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。