新築物件の取得価格の按分方法(土地と建物)について
2018年に不動産賃貸収入があり、青色確定申告の準備をしています。
減価償却費の計算で取得価格を土地と建物を分ける際の方法について悩んでいます。
物件の取得は2018年3月で、新築です。
納税決定通知書が届いていないため評価額がわかりません。
評価額がわからない時の土地と建物を分ける方法を教えていただきたいです。
税理士の回答
国税庁もホームページからの抜粋です。
参考にしてください。
①土地及び建物のそれぞれの時価の比率による按分
②相続税評価額や固定資産税評価額を基にした按分

新築物件を購入されたのですよね。
購入されたのは、建売業者等と推察します。
であれば、契約書を確認しましょう。
消費税の額が記載されていませんか。新築物件で、消費税の額が記載していない契約書を私は見たことがありません。
その場合、例えば:消費税が800万円とした場合、8%で割った金額、
すなわち、1億円が建物金額です。この1億に800万円を加算した
108,000千円が建物の取得価格となり、減価償却費の計算の基になります。(消費税の還付を受けている場合等は別ですが)
販売した側との一致が必要となります。
ただし、中古物件等の購入で、建物価格が不明な場合に限り、合理的な方法で見積もることとなります。
新築物件ですので、契約書を確認してみてください。

補足説明
土地取引は、非課税ですから、上記のような思考となります。
(建物は課税)
重森様
ご回答ありがとうございます。
消費税の割り戻しで建物と土地の価格が判別可能ということですね。
確認したところ、契約書の本体金額に対して消費税額が純粋な8%になってなかったです!こうい仕組みからだったのですね。
本投稿は、2018年11月18日 21時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。