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商品廃棄の場合の処理

前期に雑損失として処理した金額が影響して、今期でも資産の部でマイナス
に表示されるので、相談です。よろしくお願いします。

前期に商品を破棄した経緯があり、その時に
商品 106041 雑損失 106041と
処理し、
前期の貸借対照表の資産の部に
商品 -91,677
という記載になり(ほかの商品で棚卸額があるため)

今期の貸借対照表の資産の部には
商品 -63970
というふうに載っていました。

当方経理にはうとく、自力で法人の決算をやっております。
この箇所が気になって、前期の処理の仕方を間違えたのでは
ないかと思っています。

個人事業主ですが法人の形態をとっています。
本来は、どう処理するべきだったのか、またこれから修正する必要があるのか
などアドバイスをいただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

税理士の回答

前期の仕訳は間違えています。正しくは、下記の様な仕訳になります。
(雑損失)/(商品)106,041円
前期が間違いであれば、修正申告をするか、当期において訂正する事になります。
仮に、当期において訂正する場合には、下記の様な仕訳になります。
(商品)/(前期損益修正益)212,082円
106,041円×2=212,082円

なお、個人事業主ですが法人の形態をとっています。とは、法人で申告されているのですか?

資産科目である「商品」勘定がマイナス表示されることは本来あり得ません。質問の内容から前期以前から「商品」勘定の処理が誤っていたのではと思われます。
商品 106,041 / 雑損失 106,041
の仕訳も貸借が逆の仕訳になっています。
前期の決算で
➀ 雑損失 106,041 / 商品 106,041 (間違えた仕訳の取り消しの仕訳)
➁ 雑損失 106,041 / 商品 106,041 (本来の正しい仕訳)
 の二つの仕訳を計上し、間違えた処理を正しい処理に直します。
 そのうえで、前期末に計上すべき商品の期末残高が「商品」勘定の金額になるように
 商品  ×××   / 雑収入 ×××
の仕訳を計上してください。

山中様、
早速のご返信ありがとうございます。

教えていただいたように入力すると、商品の欄は
106041+現在の在庫額の合計になっています。

これで106041分は、破棄したことになっているのでしょうか。

法人での申告になります。

何卒ご確認のほどよろしくお願いいたします。

本投稿は、2019年05月06日 16時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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