海外の会社支払の手数料の税務について
現在定年退職し年金受給者です。今までの仕事の関係でオランダの商事会社から日本での物品調達の仕事を頼まれています。彼らの日本での事業所はないので個人での活動になります。対価は販売者とオランダの会社が契約した調達金額のxx%というような手数料収入となります。このような場合、オランダから小生の指定銀行に対価が送金されるというイメージですが、申告に関わる税務は、給与所得でしょうか?雑所得でしょうか?
また、定期的な訪問で現地でCash払いされた場合はどのようになるのでしょうか?この相談で全体像と留意する事項をご教授いただければありがたく思います。
税理士の回答

酒屋就一
手数料収入の計算方法から、給与所得にはあたらず、雑所得(となると考えます。手数料収入を収入金額として、活動費用を必要経費として年間の所得額を計算します。
「現地でCash払いされた場合」でも、その年の収入金額に加えて確定申告する必要があります。
仕事の規模にもよりますが、開業届を出して事業所得として青色申告をするという選択肢もあるかと思われます。
酒屋様、ご教示誠にありがとうございます。雑所得での申告処理の方向の件承知しました。もう一つ伺ってよければご教授願います。もし、今回の無料相談の機会を越えるのであれば「その旨」の返事をいただければ幸いです。ご説明から理解したときに、税務署に小職がオランダの会社から対価をもらえる関係を証明する必要があると考えています。間もなく、彼らの言葉で言うところの Concept Letter(代理人指名の正式書類=私との契約書)が参りますが、この書類で税務署に説明でき受け入れられるのでしょうか?よろしくお願いします。

酒屋就一
オランダの会社との契約関係については、こちらから説明に行く必要はありません。税務調査や税務署からのお尋ねがあった際に説明すれば良いです。
基本的には所得を隠さず、正直に申告と納税をしていれば問題はないと考えます。
酒屋様、返信と追加の説明ありがとうございました。ご教授の内容に従い、近々現地に飛び、正式契約のための会談をします。外人は日本の税制や申告などお構いなしで単なる支払との思いが経験上結構ありましたので、基本知識を確認しませんと、知らない・不注意によって現在受給している年金の減額や支給停止にならないように心がけるためでした。最後に、今後の必要なご相談は有料でお願いすることのなるとの認識ですが、費用はどのようになっていますか?また、酒屋様は滋賀県なので東京の私の相談はメールや電話でということになるのでしょうか?お仕事の関係で東京にお越しになる機会がそれなりにあると良いのですが。以上です。 ありがとうございます。

酒屋就一
ありがとうございます、
東京にお伺いする機会は少ないのですが、メールや電話、書類は郵送を利用することで対応させていただくことは十分可能かと思われます。
費用につきましては年間の売上額の見込や、必要とされるサポートの内容に応じて顧問料を提示させていただき、ご承諾を頂けましたら正式に契約という流れとなります。ご検討の程、よろしくお願いいたします。
本投稿は、2019年05月21日 18時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。