副業の確定申告の要否。
◾︎本業(給与収入)
年末調整(確定申告代わり)、特別徴収
◾︎副業(給与収入)
年末調整なし、普通徴収
この状況に於いて、
①副業の総収入が20万円以下は確定申告不要、20万円以上は確定申告あるいは副業先の会社に年末調整をしてもらう。
②年末調整は複数の会社で行えるのか?
③副業の収入のみで確定申告は可能か?
④副業先の年末の給与支払報告書では普通徴収なので、副業分の住民税は自分で支払う
上記の認識・質問に回答頂ければ幸いです。
税理士の回答

中田裕二
①給与収入20万円以下は所得税確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要です。また、20万円以上の場合は確定申告が必要です。(②のとおり、副業先で年末調整はできません。)
②行えません。
③いいえ、年末調整済みの本業の収入とともに副業の収入を加算し確定申告をします。
④お住いの市町村で副業の給与収入が普通徴収になるのであればそうなりますが、原則は副業の給与収入は特別徴収として本業の収入とともに通知されます。
早々の回答、ありがとうございます。
よく様々なサイトで、給与収入の場合は雑所得等と異なり、いわゆる20万円ルールが適用外で、給与収入の場合は金額に関わらず確定申告が必要らしいのですが、誤った情報なのでしょうか。

中田裕二
いわゆる20万円ルールは下記のとおりです。2.が該当します。
1.1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円以下
2.2か所以上から給与の支払を受けている人で、主たる給与以外の給与の収入金額と給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円以下
本投稿は、2019年08月13日 19時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。