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確定申告書Bの書き方について

不慣れで基本的な質問で申し訳ないのですがよろしくお願い致します。

現在フリーターで2つ掛け持ちしています。
・シフトがメインの仕事先
給与所得で源泉徴収をもらいました。
(個人店でアルバイトは雇用保険だけ入れるので支払っています。)
・副業 ベビーシッター
業務委託で支払調書をもらいました。
(交通費や消耗品の経費は自分で計算済み)

メインのお仕事は平均月10万円で
(年120万円以上)
副業は月15万円前後です。
(必要経費抜いて計算、年160万円以上)

国民年金、国保自分で払ってます。
生命保険等は加入していません。

第ニ表
1.所得の内訳の書き方
ベビーシッターの所得の種類は
事業か雑所得どちらでしょうか。

2.雑所得
ベビーシッターの必要経費を書く欄の
所得種類も1と一緒か。




税理士の回答

税理士の仲西と申します。
まず、副業であるベビーシッターの所得種類ですが、事業の規模によって雑所得か事業所得を判断します。
事業所得と雑所得では、事業所得の方が次の面で有利となります。
・損益通算ができる(事業で赤字であれば、給与と相殺できる)
・青色申告をすれば10万若しくは65万控除を受けられる。
 また、赤字を3年間繰り越すことができる 等

ですので、基本的には事業所得が有利となりますが、事業所得として扱うには以下の様な観点で判断をします。
•相当程度の期間継続して安定収入が得られること
•儲かる可能性が十分にあること
•副業とはいえ相当な時間を割いて日々真剣に取り組んでいること
•副業のための人的・物的設備が整っていること
•副業収入が消えると生活に影響が出ること
•職業として認知できること
このような観点から判断していきますが、明確な基準はなく申告者で判断をしていくことになります。近年では、赤字を給与と相殺できることから事業として申告したものの、税務署から規模的には雑所得であると是正されるケースもあります。

質問者様のケースですと、雑所得として申告されるのが無難かと思います。
今後、メインの仕事を減らし、ベビーシッターのお仕事がメインになってきたときに事業所得として扱うことを検討されても良いかと思います。
申告自体も雑所得の方が手間はかかりません。

もう一つのご質問の必要経費の所得種類については、1と同様雑所得の欄で記入していただければ大丈夫です。

ご丁寧な回答ありがとうございます。
とても分かりやすかったです。
これで確定申告を進められます。
ありがとうございました。

本投稿は、2020年03月04日 14時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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