一時所得と確定申告
学生で現在アルバイトをしております。
興味本位でギャンブルに手を出し、一時所得が発生しました。金額的には特別控除などを差し引いた結果マイナス(0円扱い)になったため、一時所得は発生していないこととなると思います。なので、一時所得云々に関する確定申告は不要だと思うのですが、20万円以下の利益でも確定申告が必要になり得るケースとして2箇所以上の場所から給与を得ている場合があると思います。
私は現在1箇所でアルバイトをしているのですが、年内には退職して別のアルバイトを始めようと考えています。
そこで、質問なのですが「2箇所以上の場所から給与を得ている」というのは現在進行形で2箇所に所属している状態を指すのか、年内に2箇所以上の場所で勤務していた経験があるか(退職して1箇所に絞ったとしても)で判定されるのかどちらなのでしょうか?
※現在のアルバイト先を退職後、新しく始めるバイト先との給与の合計は103万円以内に収めるつもりです。
2箇所以上の場所から給与を得ている状態の定義を教えて頂ければと思います。
お願いいたします。
税理士の回答

中島吉央
下記となります。次のバイト先が前のバイト先の給与を含めて年末調整ををすれば、確定申告の必要はありません。
2か所以上から給与の支払を受けている人のうち、給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整されなかった給与の収入金額と給与所得及び退職所得以外の所得金額との合計額が20万円を超える人
(注) 給与の収入金額の合計額から、雑損控除、医療費控除、寄附金控除、基礎控除以外の各所得控除の合計額を差し引いた金額が150万円以下で、かつ、給与所得及び退職所得以外の所得金額との合計額が20万円以下の人は、申告の必要はありません。
国税庁HP No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm
No.2674 中途就職者の年末調整
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2674.htm
なるほどよく理解できました
詳しく回答していただきありがとうございました!
本投稿は、2021年06月06日 01時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。