確定申告が必要か不要か教えてください。
パターン①
新卒で4月〜9月まで正社員として働き、9月半ばで退職。その後、親の扶養に入り、10月と11月は無職、12月に派遣で短期のバイトをしました。
パターン②
1月〜10月まで親の扶養に入り、その範囲内でアルバイトをしていました。11月から正社員で働き、12月初めには退職しました。(1ヶ月も勤めていません。)
12/31時点では無職です。
上記2つは確定申告が必要でしょうか?
必要な場合の理由と、不要な場合であっても理由を教えてください。
よろしくお願いします。
税理士の回答
中田裕二
全て給与所得という前提で回答します。
全ての収入を含めた年末調整がされておらず、年間収入合計が103万円超(住民税は100万円超)であれば申告が必要です。
所得(少額の場合、給与収入から55万円を引いた額)が48万円(住民税は45万円)を超えるためです。
なお、申告をすることにより源泉所得税が還付される場合もあります。
ご回答ありがとうございます。
ちなみに、年間収入合計が103万円未満(住民税は100万円未満)であれば申告が不要な理由はなぜでしょうか?
中田裕二
例えば年間給与収入が103万円の場合の所得は、103万円-55万円=48万円ですから、基礎控除額48万円以下のため申告が不要です。
住民税は、1円でも収入があれば申告して払わないといけないと聞いたことあるんですが、今回の場合は申告不要なのはなぜですか?
中田裕二
所得が、住民税の非課税限度額45万円以下であれば納税額はないからです。
なお、「住民税が1円でも収入があれば申告しなければならない。」というのは、年末調整された給与所得のほかに所得が20万円以下の雑所得などの副業があった場合、所得税は申告不要だが住民税は1円でも収入があれば住民税の申告をしなければならないといういわゆる20万円ルールのことでしょう。
なるほどです。
所得が48万以上あれば確定申告をすればokで、45万〜48万の間であれば住民税の確定申告だけすればokということですよね、、?
中田裕二
そうです。
お考えのとおりです。
理解できました。
ご丁寧にありがとうございました。
本投稿は、2021年07月16日 15時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







