退職金の確定申告について
退職金の確定申告について
退職時に「退職所得の受給に関する申請書」を提出していません。確定申告をする必要がありますか?
また、前年度よりも所得が少なくなった場合は、還付金がもらえるから確定申告をした方がよいということがネットにありました。
税理士の回答
(詳細は分かりかねますので、簡潔に回答させていただきます。ご了承願います。)
退職所得の受給に関する申告書を提出した場合には、退職金の支払者が所得税額及び復興特別所得税額を計算し、その退職手当の支払の際に、退職所得の金額に応じた所得税等の額が源泉徴収されるため、原則として確定申告は必要ありません。
退職所得の受給に関する申告書の提出がない場合には、退職金の支払金額の20.42%の所得税額及び復興特別所得税額が源泉徴収されますが、受給者本人が確定申告を行うことにより所得税額及び復興特別所得税額の精算をします(確定申告をされれば還付を受けられる可能性があります)。
ご参考願います。以上、宜しくお願い致します。
本投稿は、2017年08月29日 18時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。