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新築 贈与税について

贈与税のことで質問です。
ただいま新築住宅をハウスメーカーと打ち合わせ中です。来年6月から住み始める予定です。
私の親から支援として1200万円をいただく予定です。
インターネットでは、非課税限度額1000万円(省エネ等住宅)+暦年課税基礎控除額110万円で合計1100万円までが非課税という内容を見ました。
なので、100万円は今年中にいただき、残りの1100万円は来年いただこうと考えています。

今年いただく100万円については、手続きなどは不要でしょうか。
また、来年いただく1100万円については、再来年3月の申告手続きで大丈夫でしょうか?
よろしくお願いします。

税理士の回答

 基本的には、お考えの通りで良いと思います。
 省エネ住宅であれば、住宅取得資金の特別控除が1000万に加えて、110万円の基礎控除が別枠で適用できます。
 相続時精算課税制度を選択していない場合(過去に贈与税の申告をしたことがなければ大丈夫)は、暦年課税になりますので、暦の1年ごとに計算します。
 令和5年の1年間の受贈額が110万以下なら申告は不要となります。
 令和6年に受贈した1000万の申告を令和7年の2月1日から3月15日までに申告をする必要があります。
 税法的には、住宅取得資金の1000万円の非課税の特例は、令和5年までの適用です。
 この特例法が消滅するとは思えませんが、現行法のまま延長されるか特例枠が縮小されるかは分りません。
 1000万の贈与の実行は、税法改正の有無を見極めた上で実行されるのが賢明と思います。
 もし、改正された場合の策はあります。

補足します。
今年の3月の改正で、3年延長されています。
したがって、今年の100万円は申告不要。
来年の1,100万円は、再来年の2月1日から3月15日までに申告してください。
再来年の申告は、期限に遅れると非課税にならなくなりますので注意してください。

本投稿は、2024年08月18日 17時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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