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中古マンション購入時の親からの資金援助について

夫婦で中古マンションを購入するにあたり、親から資金援助を受ける予定です。
住宅取得資金援助制度の利用や贈与税について、
以下の状況の場合、贈与を受け取るタイミングはいつが適切でしょうか。

親からの資金援助を2024年に支払う手付金・手数料に充てたいのですが、
中古マンションの引き渡し時期が「翌年3月15日以降」となります。
この場合、適切な贈与のタイミングについて教えていただきたいです。

・夫婦で5,500万円の中古マンション(築4年)を購入予定
・引き渡し予定は2025年4月
・資金援助額は500万円(住宅取得資金援助制度の一般住宅の非課税限度額)
・実母(60歳)から妻・娘(30歳)への資金援助

・2024年9月に手付金・手数料など併せて300万円を支払う予定
・2025年4月の引き渡し後、壁紙の貼替えなど簡単なリフォームを予定
 親からの資金援助はリフォーム代も含め、上記の金額の支払いに充てる予定

2024年に贈与を受け、手付金・手数料の支払いに充てたいと考えていますが、
引き渡しが2025年4月となるため、『贈与を受けた年の翌年3月15日までにその家屋に居住すること』の要件に反します。
※贈与を受けた年の翌年12月31日までにその家屋に居住することは確実です。

2025年に贈与を受ける場合、2024年の手付金・手数料の支払いは、夫婦の貯金で立て替えることになりますが、現金の手持ちが少ないため、後日贈与された金額をその支払いに充てる形(立替えとして現金を残すこと)が可能かどうかが気になります。

その他、贈与を受ける際の注意点やアドバイスがあれば、ぜひご教授ください。
よろしくお願いいたします。

税理士の回答

贈与は、来年の支払い前にもらってください。
今年もらうと非課税になりません。
なお、今年の支払いに充てたいということなら、
① 300万円を借りる(借用証書作成)
② 相続時精算課税で贈与を受ける
のどちらかでしょう。
おって、来年の贈与は、再来年の3月15日が申告期限です。
期限に遅れると非課税にはならないので要注意です。

本投稿は、2024年09月16日 09時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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